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【記録(霊媒)】1995年1月17日 UFOが知らせに来た?
そして初めての霊媒体験


私は霊的なことに関して修行や勉強をしたことは
一度もなく、ある日突然このようなことが起きて
自然に出来るようになってしまうのです

あとから思えば用意周到に準備されていたことが
見計らったような絶妙のタイミングで

やって来ていたと感じます。


おそらく私の人間力、精神力、霊力などの
成長に合わせているのでしょう。

幼いときは肉眼で霊体が見えていたのですが
この頃をきっかけに霊媒が出来るようになり
今現在は頭の中に映像や”メッセンジャー”
が現れてメッセージを伝えて来たり
意識はハッキリとあるのに私の意志とは関係なく

口だけ乗っ取られたように
依頼者様しかわからないことを話し出したり、と
言うことも出来るようになりました。

今回は霊媒が出来るようになった
きっかけのお話です。

☆*。。。*☆*。。。*☆*。。。*☆*

1995年1月11日午後5時46分頃

何気なくベランダに出て上空を見上げると

向かいのおうちの上空一面に白いぼーっとした

大きな楕円形の雲のようなものが数十個

ダンスするようにお花や星の形を作り

サインを送っているかのように
浮かんで、というかひしめいておりました。

その日は晴れていて雲一つないお天気だったので

雲ではありません。

なにより、そのなめらかな動きが

何とも言えず不気味でした。

あまりの光景にしばらく呆然と
眺めていたのですが、言い知れぬ恐怖を感じて

我に帰って部屋に戻り、近所に住む友人に

電話しました。

あれほど巨大な物体の大群であったのに
ニュースにもならず、友人にも
「そんなの見えない。寝ぼけてたんだろう」
などと、からかわれたのですが一人だけ


「霊感が強い人だけが視えるモノかもしれないよ」
「もしかしたら地震かなにか起きるから
知らせに来たのかも・・・」と言ってくれました。


そして1月17日の朝。
友人からの電話でたたき起こされ


「お前ご両親今関西だよな?

 テレビつけろテレビ!!!」


わけもわからず寝ぼけ眼でテレビをつけると
そこには火の海と化した街が写っていたのです。
震える手で実家に電話をしましたがつながりません。
「この地区での通話回線の制限」とかなんとか・・・
完全パニックになって掛けつづけること

一時間ほど(迷惑)
ようやく実家につながり無事を確認出来ました。

聞くとあの時間、「ただいま!」と私の声がして
また急に帰って来て驚かそうとしているのかと
玄関に向かったとたんに揺れが来たのだそうです。
(以前、思いつきでヒッチハイクして
早朝実家に遊びに行ったことがあったので)

もちろん実際に私が行ったわけではありません。

揺れが収まり両親が寝室に戻ると、
高いところに飾っていた人形ケースが落ちて
枕のあたりで粉々になっていたそうで・・・
あのまま寝ていたら確実に怪我を
していたと言っていました。

電話を切り少し冷静になってテレビを見ると
それは大阪ではなく神戸だったのですが
たまに遊びに行く大好きな街ですし
神戸に住む友人の安否も気になり
ずっとテレビにかじりついていたのですが
亡くなった方の人数に呆然となりました。


結局友人たちはみな無事だったのですが
ずっとテレビを見て感情移入をしすぎたのか
しばらくは暗い気持ちで過ごしていました。
しかし、立ち直ろうとしている現地の力強さに
逆に励まされた感となり、自分に出来ることで
支援させていただきました。


それから2ヶ月たった3月11日。
神戸の友人が遊びにくるということで
家に泊めることになりました。


*†*:;;;:*†*:;;;:*†*:;;;:*

早めに着いたから駅前のパチンコ屋さんで
待っているという彼らを迎えに行ったところ
そう広くはない店なのに見当たらないのです。
常連さん、店員さんたちに


「ねね、腰くらいまでの髪の
 ロック系兄ちゃん2人組みなかった?」


と尋ねたのですがだれも見ていないと言う。

しばらくすると、後ろから肩を叩かれ


「さっきからなにしてんねん」と声が。


振り向くと友人でした。

皆に紹介がてら連れて行き、再度たずねても
「いやー見なかったよ?」と不思議顔。

友人に聞くと私が入ってきて自分たちの後ろを
何度も素通りしていくので逆に
不思議に思っていたそうで、
大当たりが終わったので呼びにきたと言うのです。
連れられて彼らの席に行ってみると
確かに足元に箱が積んであります。

そしてわけのわからないまま我が家へ。

食事も終わりまったり話をしていたときです。
急に頭から上半身を押し付けられた感じになり
机に突っ伏したまま動けなくなりました。
不思議と怖さはなく、心の中で


「あなた誰?死んでしまったの?」


と自然と言葉が浮かんだとたん、
生前の彼女に意識がリンクしたようで
おなかの辺りがぽぅと温かくなったので

「妊娠していた?もうすぐ赤ちゃんが生まれる予定

 だったのかな?なのに死んでしまったのか。

 辛かったね・・・」


と言葉をかけました。
すると楽しかった頃の思い出などが
鮮明に頭に浮かんで、彼女は無念を語ったあと

身体から出て行きました。

そこで終わると思いきや次は

男性がはいってきました。


あとで知ることとなりますが所謂憑依です。

自分の意識はハッキリあるのですが
身体と声を乗っ取られている感じです。


「うおおおおっ 脚がっ脚がないいーーーっ!!」


と叫び暴れまわる私に、それまでふざけていると
思いこんで笑っていた友人たちも驚き
「どうした??」と押さえつけに来ました。
突然のことにおろおろしながらも
話しかけてくれたりがんばって
対応してくれていました。

人工呼吸をされていたけれど
そのまま息絶えた方が入ったときは
呼吸が止まった時点でそのまま出て行こうと
しなかったので、私の呼吸も止まり
危なかったのですが友人たちや、待機中の
たくさんの見えない方々の応援もあり無事復帰。

残りの方々も同じように代わるがわる
私の身体に入ってきて、無念や想い出を
語っては出て行きます。

30人くらいまでは覚えていましたが
後は意識がなくなったようで気がついたら
ベッドの中で友人に抱っこされていました。
「よかったあああっ やっと目覚めたか。
 お前トイレも行かんと2日寝たままやってんぞ」
と半泣きで言われました。


聞くと私の異変に気づき、もうひとりの友人が
知り合いの霊能者に電話してくれて
指示を仰いだのだそうです。
その霊能者さんが

「ああ、その子すごい神さんいくつも
 いてはるから大丈夫や。普通の人間やったら
 死んでるけどな。あはははは!2、3日したら
 意識戻るからそばにおったり」と仰っていたそうで。

パチンコやさんで彼らの姿が見えなかったことも


「あんたらがその子に会うのを知った方々が
 ついて行ってたからや」ということでした。


要は彼らが私のところに来るということを
知った一部の方々が私がそういう体質だと
いうことで彼らについて来ていたそうです。

結局その方々は行くべきところに
行けたようでしたが様々な亡くなる間際の様子を

体験させられて心は複雑でした。

当たり前の日常が途絶えてしまう恐怖。
愛する人と別れなくてはならないつらさ。
一番初めの妊婦さんは崩れたマンションで
瓦礫の下敷きになって亡くなったことが
わかったのですが、あんなにも身動きが
取れなくなるのかと今思い出しても
ゾッとしてしまいます。

しかし、この世に生きている人間の魂だけでなく
亡くなった方の魂も癒されるべきなのでしょうね
今回それが出来たなら、少しでも彼らのお役に
立てたなら嬉しいです。

霊媒は危険だと変に騒ぎ立てる方もいますが
友人の知り合いの霊能者さまが
おっしゃってくださったようにあの後
床に伏せることもなく何事もなかったかのように
日々を過ごし、今現在でも私は心身ともに

元気に生きています。

実体験をしたこともない方が
イタズラに騒ぎ立てて皆様の恐怖を
煽るほうが危険だと思います。

人それぞれのお役目があるのでしょうし
私に出来ることであれば、出来る限りを
これからもしていきたいです。


 

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