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【セラピー後記】己を知る

 

 

Aさんのセラピー後記、続きです。


霊能者△さんは○さんにかけていた呪詛を
見破られ、最後のあがきのように

なんとしても依存させようとする内容のメールを送ってきたり
しつこく電話をかけてきたそうで
○さんは完全に本性むき出しの霊能者△さんの
今までとは別人のような言動に当惑し

またしても精神が揺らぎ気味に。


霊能者△さんの件もさることながら
先の女性と犬の他にも御家にかけられた呪詛が以前からあったらしく
そちらもこのところの流れに感づいて攻撃を仕掛けてきたようで
○さんはすっかり怖気づいてしまい連日
私に助けを求めてこられました。


私は日々平常心を保ち、依頼者さまには平等に接することを心がけ
スケジュールも自分に無理の無いように管理して
家族・プライベートを大切にしています。

依頼者さまがいつでも簡単に相談できる環境を作ってしまえば
自分で出来るところまではやる・自分を見つめなおす時間を作る
などということをしなくなり、すぐに頼ってこられます。
私はプライベートと”お仕事”の切り替えをしっかりしたいし
依存されることの無いように時には突き放しもします。
そのための”ご予約”なのです。

ところが○さんはルールを破り
「また呪詛が来ました!このままでは身体がいくつあっても足りません!
 助けてください!」と時間外に何度も何度も求めてこられたのです。


実はあれ以来○さんに攻撃していたものが
私にも反撃を仕掛けてきており・・・


お風呂上りでぼーっとしているときでした。
突然「死になさい」と声が。

どなた?と声をかけるも
延々「死になさい死になさい死になさい死になさい死になさい死になさい・・・」
そして古い老婆のような姿が視えはじめました。
それほど恐怖は感じなかったのですが
寝るときになっても耳のそばで
「死になさい死になさい死になさい死になさい」

話かけても
「死になさい死になさい死になさい死になさい死ね!死ね!」


しつこい(笑)


私はいくら悪いものでもいきなり消滅させたりは
しないのでとりあえず起きたら考えようと寝ることに決めたのですが
老婆から伝わる感情などを感じ取り寝付けませんでした。

結局一睡も出来ず家事などこなし、少しお昼寝しようと
眠りかけたときに○さんからの件のメールです。

「こっちが身体もたないわっ(笑)」

 

とりあえず午後に急遽時間をとり、お話を伺うことに。

事情はわかっているものの
○さん自身がやらなくてはいけないことが
ふつふつと浮かんできたのでそれを伝えるも
痛いところを付かれたと言わんばかりに
話をそらし、自分の言いたいことだけを言う(苦笑)


そうこうしているうちにタイミングよく?
○さんに呪詛が来ました。

私は老婆の感情を思い出し「怒りや憎しみを持たず
あなたが悪くないことであっても先祖の代わりに

謝罪の気持ちで受けてください。
澱みを清らかにしなくては・・・滞りをなくすのです」
などと口走り、回避方法を伝えました。
(神がかりになると、自分の言葉が出ずに「喋らされる」ことがあります)

まず行うことのひとつに誰でもパニックを起しそうなときに使える
「深くゆっくりと呼吸をして冷静になること」

それから私は呪詛を封じ○さんは元の状態に戻りました。

とりあえずその日は終了としたのですが
まだ完全には消えない気配・・・

これは初め感じたのよりもはるかに深いものなのか?
まだ他にもいるよね・・・
弱気になる私。

後日、私では力不足なのか?断るべきか?など
いろいろ考え、瞑想をしてある答えを出しました。
そしてそれが正しいのかお伺いを立てようと
とある知り合いの霊能者、Kさまに事情を話したところ
確かに呪詛が見えると言うこと、
だけど私に始末できるものであること
そして私の答えを肯定してくださるようなお答えをくださいました

そうだ、前回○さんのおばあさまにも「越えられる試練しか与えられない」

というようなこと言われたなぁ・・・


Kさまいわく
「正当な水の力と邪な水の力の対決」だそうで
私の口走った"澱み””滞り”と通じるものがありました。

私の霊性?が水のエネルギーのようで
そのため私には水を扱う精霊などの守護も多く居ます
 

そういえば数年前、ある神社で
「美しく澄んだ水を繋げておくれ。道を逸れた流れを本流に戻し
 力強き流れになるように。」
とメッセージが来たときはなんのことやら・・・と思いましたが
今、自然な流れでしていることがそういうことなのかも、と

しみじみ思います。

 

Kさまが
「霊能力者の本来の仕事は
この世の間違った法則(理)を治す作業かもしれませんね」
とおっしゃっていましたが一理ありますね。


それからその夜、私は○さんの心の変化を視て
ある作業をしたのですが
翌日の○さんからのメールに
出来ることは自分でやってみるということ
心の持ち方を習得してからの変化や決心
「一晩中すごく暖かいものに包まれていた気がします」

の言葉が書かれており、やはり私が呪詛を解くことだけでは
この問題は解決しないのだとわかりました。

今回のことで目が覚めて本来の自分を取り戻しましたと
おっしゃられる○さんは守護との結びつきを
再び感じられるようになったそうです。

○さんにはおばあさまもそうですが身近な守りもいらっしゃるし
そこのつながりを深めなくてはいけないのに
パニックになって周りが見えなくなり
言動も自分勝手な独りよがりになり、
なにかあれば紅月さんに助けてもらおう、
という依存的なものになっていたそうです


○さんの反省・心の変化などを受け
「死になさいおばあさん(笑」へ向けて
水のエネルギーを流したところ
予想していた濁り以上に酷いヘドロ状のものが
どーっと流されていき、そこからおばあさんを救い出すと
それはなぜか赤ちゃんを抱っこした若いお母さんに変わりました。
そうしてお花畑の背景に母親のやさしい笑顔を残して、

今度はなんども「ありがとう ありがとう」といいながら
綺麗に澄んだ川を渡って消えていきました。


どのような流れで呪詛を仕掛けるようになったのかは
ここでは割愛しますが
世が世ならお姫さまである○さんの御家事情は
印象の華やかさとは裏腹にたくさんのものを抱えているようです。


私自身にも、皆さんにも言えることですが

何かが起こっても冷静であること。
自分と守護を信じること。

そして分相応、己の能力を知ること。
これは先日ある依頼者さまにも提言しましたが
過信してはいけないが能力があるのに否定するようなことも
してはいけないということだと思います。

 

☆*。。。*☆*。。。*☆*。。。*☆*。。。*☆*。。。*☆
後日談:
Kさまへ連絡したときのこと。
お返事が来る少し前に
突然「大丈夫だ!」と男性の力強い声で叱咤激励されたのです。

依頼者さまの守護さんたちに感謝されたことはたびたびあるのですが
知らない神様?に励まされ、私は間違っていないんだと

直感し涙が溢れました。

Kさまご本人に尋ねてもご本人にもよくわからず・・・

その後

「 Kのホームページ」と聞こえたので見に行ってみると・・・・・
なんとそこに、私がヴィジョンで見た神様が!!

玄天上帝(真武大帝)でした。

以前メッセージをいただいたことはあるのですが

(四神からのメッセージの玄武さん)
人の姿としていらっしゃったとは・・・


慌てて  Kさまにもう一度連絡すると、おおいに納得されてました(笑)
私もそうなのですが霊能者といえど、

自分の事に関してはわからないことが多いのです(///∇///)

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